快適環境の知識

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事業者は、快適な職場環境を形成するように努めなければいけません

受動喫煙を防止するためには、職場を全面禁煙又は空間分煙とすることが必要です。空間分煙の場合は以下の基準に沿うように必要な対策を講じなければいけません。

  • ・たばこの煙を屋外に排気する機器を設置している。
  • ・喫煙場所と禁煙場所の浮遊粉じん濃度が0.15mg/m³ 以下に保たれている。
  • ・喫煙場所と禁煙場所の一酸化炭素濃度が10ppm以下に保たれている。
  • ・非喫煙場所から喫煙室へ向かう気流の風速が0.2m/s以上ある。

「分煙効果判定基準策定検討会報告書」(厚生労働省 平成14年6月)

受動喫煙防止対策として

労働安全衛生法では、事業者は快適な職場環境を形成するように努めなければならないと定められています。
これまで職場における受動喫煙防止対策は、この快適職場形成の一環と位置づけられていました。 その後、喫煙の健康影響に関するデータの蓄積を踏まえ、厚生労働省が平成21年から22年にかけて設置した『職場における受動喫煙防止対策に関する検討会』では、快適職場形成という観点ではなく労働者の健康障害防止という観点から、受動喫煙防止のための措置を事業者の義務として法律に規定する必要があるとする検討結果がまとめられました。この結果をふまえ、職場における受動喫煙 防止対策については、より厳格な対応が求められる方向に向かっています。

職場における受動喫煙防止の基礎知識

たばこが奪う!従業員の健康

受動喫煙とは、室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることを言います。
たばこの煙にはニコチンや一酸化炭素、タールなど200種類以上の有害物質が含まれ、主流煙(喫煙者が吸い込む煙)よりも副流煙(火のついたたばこから出る煙)に多く含まれています。本人が喫煙しなくても、受動喫煙によって、肺がんをはじめ様々な疾患のリスクが高くなります。
働く人が長い時間を過ごす職場は、特に受動喫煙による健康への影響が大きいため、適切な受動喫煙防止対策を行う必要があります。

三大有害物質
主流煙と副流煙
主流煙 喫煙者が吸い込む煙
副流煙 火がついたたばこから直接でる煙
【主流煙と副流煙の比較】
(主流煙中の物質を1とした場合)
職場の受動喫煙と病気のリスク

職場での長時間の受動喫煙は、肺がんのリスクを高めるとの報告があります。
がん以外にも、虚血性心疾患のような疾患を引き起こすことがわかっています。

作業への影響

たばこを吸う前後に同じテスト(一定時間内にどの程度の作業ができるか)をした調査では、たばこを吸った後は、一酸化炭素によって、脳の働きが低下し作業量が減少していることが分かります。

たばこを吸うと脳の働きが低下する

〜喫煙前後に実施した結果〜

適切な環境整備

受動喫煙を防止するためには、職場を全面禁煙又は空間分煙とすることが必要です。
適切な対策ができていない場合には、可能な限り速やかに実行に移しましょう。

全面禁煙 確実に受動喫煙を防止することができる方法。
  • 敷地内全面禁煙
  • 建物内全面禁煙(屋外にのみ喫煙所を設置する方法)
空間分煙 職場内に喫煙室を設け、それ以外の場所を禁煙とする方法。
  • 喫煙室は孤立した喫煙のための部屋であって、非喫煙場所に煙がもれないことはもちろん、下記の要件を充たしていることを定期測定により確認する必要がある。
喫煙室の要件
喫煙室の要件

禁煙支援で健康増進

環境整備とともに、喫煙支援を行うことにより、従業員の健康をサポートするという理念が明確となり、喫煙者の理解も得やすくなります。禁煙が成功すれば、喫煙者や非喫煙者の健康を、喫煙がもたらす肺がんや脳卒中などの疾病から守ることができます。
職場での研修会や社内報の活用などによる社内教育や、個別の面接指導などのサポートなどを行ってみませんか。
※上記に掲載されている文面は東京都福祉保健局のホームページより抜粋したものです。
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